森林文化研究所のテーマ

森林文化研究所は、森林をとりまく生活をつむぎ、代々と引き継ぐ文化へと繋がる社会の成立を模索しています。

そのために次の二本を柱としています。

①【過去】森林文化の歴史研究

②【将来】森林文化を引き継げる社会の研究

将来の研究としては、森林文化の基幹である林業・狩猟・農業を中心に、実践を行います。

自然に対する畏敬の念・核家族化・都市集中・娯楽に対する感覚・幸せの尺度、そしてなにより「モノ」に対する想いを感じ大事にする力、近年これらの変化が森林文化を引き継ぐ社会から離れている大きな要因でもあると考えています。

その為、地域社会で自然とともに生きる拡大家族の形を1つの理想とし、生活に必要となる最低限の物は自給できる生活、昔ながらの百姓(百業)をベースに出来ないかと考え、山・田・海と自然の一循環が全て町内にある静岡県の伊豆半島にて実践を行っています。

現在、林業は本社所在地である青梅を中心に行っております。

弊社は研究を通して、地方・中都市・大都市にて森林文化の大切さに興味のある方達が、どのように森林・文化に関わっていけるのかのお手伝いができればと考えています。

 

野村達哉